予想もしない応答をお互い楽しみあう
統合失調症の方の関わりの続き。
少しずつ、無意識レベルの応答が早くなって、バリエーションのある動き方ができるようになってきたんです。
おはようございます😃と挨拶したら、
目を合わせてから行きますか!
と言えるようになったりー😄
それだけで、今までの経過からしたら
信じられません。が予想はまだこえてませんでした^^
普段の歩きの姿はだいぶイキイキとはずむような動きになってきたのですが、何ともうつむき加減で、身体と目線がチグハグ状態。
上目遣いにしてみて下さいというと、これくらいしか見れませんと地平線よりも下を見てしまい、目線は常に見下ろす使い方。
無理に見あげようとすると今度はこしをそるような使い方に。そりゃつらいし、身体ボッコになるよね。
身体がボッコみたいで、固めているから目の動きも悪くなることもあるだろうし、
目の動きが滑らかでないのを何とかしようとした結果身体をいっぱい固めて使ってる場合もある。
といつも表と裏の両方を考えながら、こちらで答えを決めつけず、本人とただた検証を行ってみることに。
この前は、目の動きを滑らかになっていくと、身体全体がどうやって応答していくかなー??という感じで探求ーー^ - ^
それで使ったものが、こちらの棒。
棒体操とかすること多いのかな?
こちらの目的としては、棒の先端を目で追ってもらいながらリーチをしながら把持してもらうメニューを考案。
目と手の協調を促す状況にした時に、身体を果たしてフリーに出来るのかな??
という目的で実施。
初めてやる内容でしたので、警戒されないように、
こちらはどうやって内容をうまく伝えたら良いのかなー?と悩みながら、物品の準備をすることに!!
そして提示した時の本人の応答の仕方が、
考えもしない驚きのパターンが現れました💦
物品を提示した時の最初の応答は、
なんと
それで何するおつもりですか??
という
ムム、まずいぞっという応答。
えーとですねーとテンションコントロールしながらあれこれ考えてみた所、
本人にとってこの棒が支えに使うような
なようにみえたのか?
指揮者の棒のように、指示を与えるための
棒に見えたのか??
うまい棒に見えたのか??
麺を伸ばす棒に見えたのか??
それとも如意棒のような武器としての棒に見えたのか??
何にせよ、これは警戒させてしまったのか??
と自分も冷静さを欠いたかなー??と混乱しそうになりました。
すると、本人の答え
ですか??
まさか叩かないですよね??ಠ_ಠとコメント。
まずい、と緊張を上げてしまう自分。
その後、本人の応答として、
顔を赤くしながら叩いちゃイヤよ。と冗談交じりに笑ってるではありませんか笑笑
2人で大笑い!!笑
その冗談に応答してまた自分も冷静になり、
叩いてもそんな痛くないですよー笑と
ツッコミ返し。
てやった後のリーチ練習は
滑らかー 楽ー。
可動域制限あったはずの頭頸部が
動いてるわー。
見上げるの楽ー😄
周辺の人とか障害物ごどこにあるのか
事前に見渡されるように、なって
歩きながら人混みの中に入ってもそれほど身体を固めません。
し、いよいよ狭いところは、わざわざ無理しないで行かず、先に前から来る人に道を譲ってからゆっくり道を進めている現場を見て
安心しました。
この方はもうすぐ、退院間近。
困った時に、周りの環境や人に助けをうまく呼べる、使うと楽だよーって事をも少し覚えてもらおうー😄とまた強く思ったのである。
いやー、少し先のことなんて予測なんかできねーし、始まる前とか終わった後すぐに結論づけてしまうのは、
相手の実は潜在性を奪ってしまうことになるのだと。
そして、いつも目の前にいる相手との応答ややり取り一つ一つが自分のスキルアップへ結びついていることに気づくと、
本当に周りの方皆んなに感謝ですねー😄
わからないことをわからないものとして、受け入れ応答して、楽しんでいきます^ - ^
まさか、ツッコミキャラも持ってるのね笑
もうこの人はこんな人ってすぐに決めつけてしまうことやめよー^^
その後リハを始め、目線を使った動きに移ろうと、思った所