ホームエクササイズ。誰が考える? 俺?それともオラ?
よくあるホームエクササイズ。
良かれと思って、処方しますが、
中々こうを制すことって少ないのでは?
自分も中々上手くいきません。
やっても長続きしなくてやめてしまったり、
やり過ぎたり意図と違う結果になってしまったり💦
意図と違う結果になってもそれはそれで違いがあるので、良いことでもあります笑
が、少し考えるキッカケがありました(^^)
局所の強化やストレッチをしたり
回数だけ重視して、やることを目的にしてしまったり
ホームエクササイズをした前後の振り返りや、どのようにリハ以外の場面で自主トレをしているか?
こういう目的があるのだけど、日常でどんな時にそういう動きの特徴しているのか発見してみてー!と学びを放り投げてしまったり
日常で気軽にできない
めんどくさい運動処方してしまったり
色々たくさんのホームエクササイズを強要し過ぎてしまったり
要点を絞ったホームエクササイズを提案なんだけど的が外れていたり
これは相手の受け取り方を見てその応答をちゃんと知っていれば、切り返しができるので全然良いです!
相手にとって、そのタスクが簡単か複雑か?
を考えれば良い方向に、修正すること可能です。
ばっと自分がよくやるミスを挙げてみましたが、どなたでも一つは当てはまること
普段の臨床であるんではないでしょうか?
結局の所色々試行錯誤してみるしか無いのですが、自分へのアドバイス。忘れないようにメモ。
その1
相手をちゃんと知ること。間違った笑
知りたいなーと興味を抱く事
決めつけないし結論づけないこと。
相手を勝手に分かった気にならないこと。
フェルデンクライス のレッスンでいつも言われる一言。
何何かもしれません…というガイド。
アドバイス何だろうけど、主体は本人で本人がどう受け取るか俯瞰するような問いかけを大事にしていること。しかもつき放すわけではなくて、その人の気づいていない良い気づきに結びつくような、問いかけの内容。
その2
方法を伝えるのではなく、
どんな傾向があるのかを伝えるか、
もしくは気づけるようなちょっとしたガイドをする。
→色々やってみて分かったことは、思ったより人は余計なことを欲していない。必要なものを適度にいただければ丁度良いという真実。
多分物足りないくらいが、丁度良い。
その三
タスクのレベル設定
その物足りないという程度やガイドの量は、
その人がもっと学びを続けたいと思えるくらいの適度な量にしないと
自分で探求したいなという気持ちにならない。
し、
できた気になって、
続けて同じことしていつもと同じ発見することで自己満足感を覚えて、またいつもの習慣に戻るパターンとか
あまりにも非習慣的で、刺激強め激辛メニューを無理やり与えてしまったりする強制的なことをしてしまいがち
その4
相手の理解度を踏まえた丁度良いガイド
かつ自分の理解していることが、ほんとうにそうかなー?といつも自問自答して良い混乱をすること。
ほんとうに本人がしたいことって中々、本人自身で気づくことって、よほどの変態か笑
学びの前提を持っている人でないと極めて難しい。ということを踏まえて
比較することとかを強要しないこと。
その5
最終形は自分のやることが明確に本人がなってきたら、勝手に日常生活の中でホームエクササイズを自らし出すことを忘れるな!!
これは一番大事かなー。
最近ここまで至ったケースが何度かおとづれてフニオチた感じがした。
トレーニングとしてではなく、日常の中の動きの中に気づかなきゃいけない自分の傾向が埋め込まれているもの。
失敗、成功含めて本人が主体的に行ったり発言したことを尊重すること。
否定をしない。
本当にそうー?って自問自答させることはok!!
余程信頼関係ができてきてたら、核心をズバッという時もあり!
ただ言うからには自分が言っていることを本当に普段から日常の中で意識しているかをまた振り返ることってした方が良い。
言ってるのに説得力ない時は大体普段から自分も意識していないようなことだったりする。
言っちゃいるけど、どこか自分がやれていないことをやれと言っている自分の身体に実は物凄いストレスが生じてしまう。
どこか、悪いなーと思いながら中途半端に伝えるガイドは、相手には到底伝わらないし、
相手にはこちらの本心を無意識に見抜かれます。多分意識に登るか登らないかは別として。
本当に、その人のためになる言葉って、多少厳しいものだとしても伝わるもんだと思います。
厳しくいうのが、相手を思ってのことなんだからというありきたりのことなんじゃない!
相手を深く受け取って理解した上での、心に響く、ちょっとしたガイド。
自分はけっこう脂っこくてしつこくて、なおかつ自分の基準で、ものを言うこと多いので、
今日の内容は、ものすごく自分に対しての
自戒の言葉!
ふむふむ。