揺れることは悪くない
このような木が折れないでそこに居られるのは、
木々や葉っぱが揺れるから。
実践からの学び
対象者は、失調の強い方。
脳幹の中でも橋梗塞。
ここからは過去の自分ならこのケースをこう考えてしまってるということをまずは記載。
ご本人を知ろうとしている探求心による分析ではなく、
疾患を良くしようと、分析をしているどうしようもない話。
橋とくれば
小脳との橋渡し
とくれば
失調強い であるとか
橋といえば、
橋網様体
といえば
体幹領域に特に同側性支配
言ってしまえば両側性支配となる。
延髄交差 運動麻痺は反対側にそりゃ出ますが、
ですが、
この方は体幹失調は特に右側に出ているし、
やっぱり橋由来の神経所見の強いケースだ!!
失調に対する揺れへの警戒心が強く
身体を固めてしまっていて下肢の足関節戦略、股関節戦略使えなくなってしまって、バランスを崩すことが多い。
よって、揺れが大きく出ないようにこちらで体幹をファシリテーションしながら
股関節、足関節戦略をバランス活動の中で使ってもらうように介入します!!
とか前の自分なら言ってやっていました!!
あ、少なからずそのような思考に陥る危険がまだまだあるので、
自分への戒め文!!
なんか、きいているだけだと、なんかすげー考えてる!!神経所見を臨床にあてはめてやってるんだな。とか思う人もいるかもしれません。
全くそんなことない。
これ誰にでも当てはまるっしょ。
対象者を全く知ろうとしてないっしょ!!
ってことに気づかなきゃ!!