介入という言葉の本質

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自分たち医療職は、

何とかの問題点に対して介入します!

 

どこそこの部位へ介入します!

 

訪問をし、家屋環境に対して介入します!

 

誰それと誰それの間に入って介入します!

 

と行った具合に色々なシチュエーションで使われています。

 

 

簡単に使っていた、

介入  

という言葉の本質を考えた時に、

リハビリテーションの中で使われるのは不適切ではないか??

 

とリハ医学会で強く提言されているようである!!

 

我々からするとそれはその方にとって、必要なことだし、より良い生活に戻っていくために必要であるし

外部の方のサポートが必要であるのだから

 

介入では良いのではないか??

 

と狭い業界の中だけで考えると思っちゃうわけで。

 

 

世間的には・介入とは

 

事件・問題などに割り込むこと。事件

強(し)いてかかわること

当事者以外の者が入り込むこと。

争いやもめごとなどの間に入って干渉すること

 

 

とあります!!

 

 

つまりは、主体が   

介入者側 

なっているのです。

 

 

これだけ言われるとリハ職からは

そんなこと

主体は、対象者でしょー。

そんなことわかってやってるわい!

と言われそうです。

実際にそう思うでしょう。

 

 

でもどうでしょう。

職種が変わったり、

一般的なイメージだったり

目線を対象者に置いた時に、本当に主体を

あづけているのか??

と言われると

 

大きい声で、そうですとも言えないのでは??

 

 

ではうってかわる言葉は??と言われると

リハ医学会の中でも出てこないのです。

 

 

僕としては

 

 

提案

が良いのでは??

と思いました。

 

提案をする時には、相手の目線に立って物事を考えて、提示します。

そして、選択肢があった上で、

最終的な自己決定は

対象者に委ねられます。

 

 

それが、主体を対象者へと導くのではと

 

 

思いました。

 

我々はその状況を提案したり、選択肢を作り出し

本人が決めて上手く行ったり、失敗したり繰り返していくことを

 

共同的に学習していく

支援者にねるのではないかな??

 

 

guide to movement  

色々な選択肢を与え、比較できる状況を提案しますが、

選ぶのはご本人。

その発見がより快適に探求できるような

状況づくりをこれからもしていきたいな!!